タイヤファクトリー

もくじ
・ ダンロップDSX-2試乗
・ ヨコハマの新スタッドレスiG30を試してきました
・ ブリヂストンのPlayzを履いてみた
・ PARADA Spec-XとGEOLANDAR H/T-S、大径SUVタイヤ試乗
・ ヨコハマDNA Earth-1の試乗会にて(ナビ子編)
・ ヨコハマの新商品、Earth-1試乗会
・ ヨコハマスタッドレスタイヤiG20試乗<番外編>
・ ヨコハマスタッドレスタイヤiG20試乗会
・ ブリヂストンのスタッドレスタイヤREVO2試乗☆ありのまま記
・ ヨコハマGRAND mapとブリヂストンREGNO GRVミニバンタイヤ(評)
・ ミニバン向けタイヤ GRAND mapとREGNO GRVの乗り比べ。
 

ダンロップDSX-2試乗

ヨコハマの試乗会でのお話ですが、ダンロップの新商品についても少し書かせてください。

今回のiG30との比較に用意されたタイヤは、ブリヂストンのREVO2、それとダンロップの新商品DSX-2でした。
正直な話、タイヤを売る立場の人間がこんなこと書いていいのかな、と思いますが、ダンロップのスタッドレスタイヤというのは今まで、他メーカーの5歩くらい後ろを追いかけている存在でした。
ダンロップが新商品を出しても、他社旧商品と比べていい勝負か、それとも下手をすればダンロップの方が下。そんな性能しか持っていなかったのです。

なので今回の試乗会、ダンロップを比較に持ってきたということを聞いたときに正直、「なんで?」って思いました。
しかし、走ってみると驚き。DSX-2の氷上性能は明らかにREVO2より上で、今回の主役であるヨコハマのiG30といい勝負なのです。しかもフィーリングも似ていて、運転もしやすい。

試乗し終えてヨコハマの方に「ダンロップいいですねぇ」と、わざとらしく聞いてみました。(いやらしい話の振り方ですね)
すると返ってきた答えが「そうなんです。今回ダンロップさんがここまでやるとは我々も思わなかったです。」と、意外にもヨコハマの方までダンロップを認める発言。

もちろん今回のテストはテストコースの氷の上だけで比べた結果ですから、雪でどうなのか、舗装路でどうなのか、寿命はどうなのか、タイヤ全体の性能は見えない部分の方が大きいです。
ですが、業界紙に載っていた開発責任者のインタビューなど読む限り、気合の入り方もかなりのものを感じます。

ダンロップファンの皆さん、今年のダンロップは期待できますよ。

08年10月 記

ヨコハマの新スタッドレスiG30を試してきました

10月某日、今日はヨコハマの今シーズンの新商品、
iceGUARD TRIPLE iG30の試乗会に参加してきました。

技術と言うものは日進月歩で発展しているもので、スタッドレスタイヤも今年こっちのメーカーが新商品を出せば、来年はあちらのメーカーがもっと優れた商品を、その次の年はむこうメーカーがさらに優れた商品を、といった具合に、どんどん新しいものが出てきて、毎年性能が上がっていきます。
新商品のiG30、同じヨコハマの従来品iG20と比べて性能が向上しているのはもちろん、今回比較に用意されたブリヂストンのREVO2と比べても、明らかな性能の向上を感じました。

昨年にREVO2のテストをしたときの私の感想ですが、例えて言うと「氷の上では長靴を履くよりREVO2を履く方が安全だ」というくらい、もちろん比喩ですが、それくらいREVO2は滑らない。
ではiG30はどれくらいすごいのかというと、実は乗った感じは普通です。
REVO2は例えて言うなら、滑る氷にむりやり食いついて走る感覚。iG30は普通の道を普通に走るのに近い感覚です。

iG30は、滑るときは滑ります。アクセルを強く踏みすぎれば滑って走らないし、ハンドルを切りすぎれば滑って曲がらないし、無理な運転をすれば当たり前に滑ります。
それに対してREVO2は、滑りながらも常にタイヤが「もう少し頑張ろう」、「ここでもう少しグリップできないか」と頑張っています。

どちらか運転しやすいか、これは人の好みによりますが、私はiG30の方が好きです。
運転していて、「これ以上無理したら滑る」、「今滑った状態で、こうすれば元に戻る」ということが分かりやすいのです。REVO2は、次の瞬間滑るのかグリップするのか分からない。
しかも絶対的なグリップはiG30の方が上ですから、今年の氷上No.1は間違いなくiG30です。

ヨコハマは新商品を出す度に性能の向上を感じますが、今回もまた期待以上のものを作ってきてくれました。


さて、 氷の上で比較したら、今度は舗装路のテストです。
ハンドルはヨコハマの担当者さんに任せて、iG30を履いたエスティマ、REVO2を履いた同型車と比較します。

乗り心地は、これも人によって好みが分かれるのですが、私はiG30をお勧めします。

氷上性能について(前々回の記事参照)は「氷の上で普通に走る」と評価しましたが、普通の道も普通に走ります。
スタッドレスタイヤはどうしてもふにゃっとした乗り心地と操作性、安定性の悪さがありますが、それをほとんど感じない。程よい乗り心地に感じる程度の柔らかさになっています。
新しいタイヤはどんどんとこういったあたりの性能が良くなっていきますが、もう夏タイヤと同じといってもいいくらいのレベルになっていると思います。

REVO2の方は、これも走りに全く不安はありません。iG30と比べると、段差での突き上げや微振動が多く感じられましたが、乗り比べたから分かることで、気になるレベルではないと思います。

騒音についてですが、これは残念ながらREVO2の勝ち。
むしろREVO2がなぜあんなに静かなのか不思議ですね。
スタッドレスタイヤはどうしても細かい溝が多いせいで「クォーン…」という高めの音が常に発生してしまうのですが、REVO2はこの音が驚くほど小さいのです。

これについてはむしろブリヂストンの人の話を聞いてみたいところですね。

まとめると、どちらも走りや乗り心地には全く問題なし。
騒音の点で、残念ながらREVO2の方が上、といった具合です。
今年は優秀なタイヤが多く、どれを選んでも間違いはないと思います。

08年10月 記

ブリヂストンのPlayzを履いてみた

〜Playzを履く前〜

現在の愛車、BMW Z3を購入した当初、ダンロップのタイヤ
SP9000 SPORTが装着されていました。

車が重ったるい上に、タイヤの溝も8割がた減ってきてからは、
わだちや高速道路の継ぎ目でハンドルをとられやすくて、
ガタガタした道では、かなり慎重に運転をしていたのです。

そしてある日の早朝、路面状態のよくない狭い道で縁石に乗り上げてしまい、
車は一瞬、宙を舞いました。
着地したときのヒヤヒヤ感は未だに覚えています。

幸い、何事もなかったかのようにその場は走ることができましたが、
タイヤを交換することにしました。

そこで、次に履くタイヤとして選んだのが
「ブリヂストンのPlayz PZ-1」です。

↓ 純正のダンロップ SP9000 SPORT おつかれさま

〜Playzを履いてみて〜

溝がかなり減ってきていた純正のダンロップ SP9000 SPORTから
ブリヂストンのPlayz PZ-1に交換して驚いたのは、

このタイヤのキャッチコピーでもある、「らく」の体感です。

まず、わだちでハンドルをとられることがなくなりました。
それから、止まるときはハンドルをしっかり握っていないと
ハンドルが左右に若干動いてしまう状態でしたが、これもなくなり、
運転が快適になったのです。まさに、ストレスの軽減。

静粛性や乗り心地より課題はハンドルだったので、
よくなったと実感したのはハンドルのことばかりですが、
か細い私の腕でも、このタイヤにしたおかげで、運転がたのしくなったと言えます。

↓ 足元変えて、運転もらくに。

〜Playzを1年履いて〜

車を買ったときに履いてたダンロップのSP9000SPORTから、
ブリヂストンのPlayz PZ-1に交換して約1年たった頃。

ある程度スピードをだした状態から止まるってとき、
ハンドルが若干とられそうになりました。

しょっちゅう感じるわけではなく、まれになのですが、道の状態によるところが
大きいようで、きれいな舗装路ではノーストレスです。

溝もまだまだあり、新しいタイヤに交換はしませんが、他の候補のタイヤを考えてみました。

・ブリヂストン REGNO GR9000
理由→1度履いたら他のタイヤに変えられない、と耳にするので。

・ブリヂストン POTENZA RE050
理由→自動車ジャーナリストの清水和夫さんが、BMWだとか重い車に合うとおっしゃっていたので。

・ヨコハマ DNA Earth-1
理由→雨に強く、省燃費性能を掲げたタイヤに興味があるので。

参考までに、サイズは(前)225/45R17 (後)245/40R17

なんとも軽い理由ばかりですが、そもそもPlayz PZ-1にしたのも、
『角ばっていなくて丸い形状だから、道路のうねりでハンドルがとられにくくなる』と聞いたからです。

そして実際、プレイズ PZ-1にしてよかったと思ってます。

08年5月 記

PARADA Spec-XとGEOLANDAR H/T-S、大径SUVタイヤ試乗

ヨコハマのSUVタイヤ、PARADA Spec-XとGEOLANDAR H/T-S G051の試乗がありました。
PARADAの方は車がトヨタのクルーガーVで、サイズが255/40R20、GEOLANDARの方は車がトヨタのランドクルーザープラドで、サイズが285/50R20です。

個人的な好みを言うと、いわゆるSUVと呼ばれる大きな車に低偏平タイヤを履かせるのは好きではない、ハッキリ言ってしまうと嫌いなのですが、タイヤメーカーが用意するからには相当な自信があるのだろうと乗り込みます。

まずはPARADA。
試乗した車はクルーガーVのハイブリッド車なのですが、これが非常に静かな車で、また非常に力強く、運転してくれたヨコハマの方が最初はタイヤの話をせずに車のことばかり褒めていました。(笑)
詳しい説明は省略しますが、最近のハイブリッド車というのは静かで燃費がいいだけではなく、非常に力強い。タイヤのテストにはもってこいです。

私の中のインチアップ車のイメージはというと、うるさい、乗り心地悪い、ハンドルを取られる、etc… と、いいところ無しでしたが、今回の試乗でちょっとイメージが変わりました。
まず静か。エンジン音がほとんど聞こえない車だったので、タイヤの音がよく聞こえるだろうと思っていましたが、タイヤも非常に静か。多少荒れた程度の路面なら、会話に全く支障がありません。
そして乗り心地が非常に良い。大きく重たいホイールを履いているために、段差などでの衝撃のスピードは感じましたが、衝撃の大きさについては非常によく抑えていて、路面からの細かな振動はほとんど感じさせません。
20インチのタイヤでしたが、16インチと言われても信じたかもしれません。

次にGEOLANDAR。
タイヤサイズの読み方を知っている方なら分かると思いますが、285/50R20というサイズのタイヤは、普通じゃないくらい大きいです。
このサイズのタイヤなら、走るとゴォーッという音が、スピードを上げるほど大きくなる。しかもタイヤが古くなればなるほど耳障りになるというのが普通でした。
ですが、乗ってみると非常に静か。しかも運転してくれた方が言うには、既にテスト走行で20,000kmくらい走ったタイヤだとか。

ここからはヨコハマの担当者から聞いた話になりますが、大きな車のタイヤと言えばゴムを硬くし、重さに耐えるためにブロック(溝で区切られたタイヤ表面のゴムのかたまり)を大きくするのが常識でした。
硬いゴムで大きなブロックゆえにグリップ力もいま一つ。ブロックが大きいので、溝も太くなり、うるさくなる。大きなブロックなので、タイヤの減りものこぎり状になり、ますますうるさくなる。
これが以前の四駆用タイヤでした。
それが最近では、ゴムの質の変化により小さなブロックで重い車を支えられるようになり、騒音、グリップ、寿命と、すべての面で従来では考えられなかった性能を発揮できるようになったのだとか。

試乗後にタイヤをチェックしてみると、ある程度の距離を走ったタイヤだというのは分かりましたが、それだけでなく、のこぎり状の摩耗やタイヤの肩の部分の摩耗といった、よくある偏摩耗が全く見られませんでした。
SUVタイヤのイメージが変わる試乗でした。

08年2月 記

ヨコハマDNA Earth-1の試乗会にて(ナビ子編)

08年2月某日、関越スポーツランド(群馬)に行き、
ヨコハマの新商品「DNA Earth1」(アースワン)のタイヤ試乗会に参加。

試乗車はカローラで、タイヤサイズは195/65R15、適正空気圧。
スラロームやら加速、急制動、段差つき上げなどを体験。

比較するのはブリヂストンのPlayz PZ-1、ダンロップのルマン LM703。

さて、自分が普段乗っている車じゃないというのは慣れないもの。
1台目のPlayz PZ-1でコースを2周し、ある程度つかんだと思ったら、
2台目のLM703にてスタート!というとき、思いっきり吹かしてしまって
恥ずかしさ満開、相変わらず試乗車に慣れない。

感覚的な結果で言うと、
転がり抵抗と水がまかれた路面での急制動は「DNA Earth1」が◎。
1台目で車に慣れてなかったせいか、Playz PZ-1の転がり抵抗は一番よくなくて、
Playzを自分の車に履いている身としては、ちょっとショックだった・・

静粛性や、際立ったドライ性能を求めず、安全で快適に車を走らせたい私は、
省燃費だけのタイヤじゃない、ウェット性能もいいEarth1を装着したくなったほど。

試乗コース(散水車で水がまかれています)

08年2月 記

ヨコハマの新商品、Earth-1試乗会

今日(08年2月)は、ヨコハマの新商品、DNA Earth-1の試乗会に行ってきました。
オレンジオイル配合で、省燃費とウェット性能の両立を目指したということで、なんだかすごそうなタイヤです。

テストの方法は、同じ車に違うタイヤを履かせ、コースを運転して比較するというもの。比較したのは今回の本命Earth-1と、ダンロップのLE MANS LM703、ブリヂストンのPlayz。車はトヨタのヴィッツ。
コースの内容は、スラローム走行(左右に蛇行する走り)、濡れた路面でのフルブレーキ、濡れた路面での旋回、段差通過、そして最後に転がり抵抗チェックという内容です。

最初はPlayz。スラロームで勢いをつけすぎると多少アンダーが出るものの、この狭いテストコースでは性能に不足はなし。濡れた路面でのフルブレーキも問題なし。まあ、今履いているということもあり、だいたい思い通りの走りが出来ました。
さて、車を変えて2台目はLM703。こちらは静かさではPlayzより優秀だと思いますが、試乗コースを運転しながらではなかなか耳に意識がいきません。スラロームおよびウェット性能では少し無理をしすぎると滑る感じでした。
さて、3台目は今回の主役Earth1です。スラロームでは案外ハンドル操作に対していい反応。ウェット性能を高めるために縦溝を多くしたことが、ハンドリングにも好影響を与えているのでしょう。ウェット制動も、最後の瞬間まで力強い。段差は、今回テストした3本ともいい感じに衝撃を抑えていますが、Earth1が一番か、もしくはLM703と同等の快適性です。
最後は転がり抵抗ですが、これはチェックポイントに20km/hの速度で侵入して、ギアをニュートラルにし、チェックポイントの出口でどれくらい速度が落ちたかを見る、という内容。なかなか20km/hちょうどというのは難しかったので、少し上下してしまっています。
結果は、Playz:20km/h→16km/h、LM703:19km/h→15km/h、Earth-1:19km/h→16km/h
確かに、Earth1が一番速度の落ち(率)が小さいですね。
実際にテストしてみるとわずかな差ですが、これがはたして何百kmも走った時の燃費にどれだけ影響するか、楽しみです。

さて、コース内の試乗を終え、次は外へと向かいます。


特設コースでの試乗が終わり、今度はヨコハマの人の運転で公道の試乗。車はトヨタのエスティマ。タイヤサイズは215/60R16です。

まず最初はEarth-1に。
よーく耳を澄ませ、後輪のあたりから響いてくる音を聞きます。ミニバンでは必ず発生して、しかも一番耳障りな騒音ですが、かなり音量は抑えられています。どこかあらを探してやろうという気で神経を研ぎ澄ましていますが、どうしてなかなか振動も少なく快適。
う〜ん、いいなぁ、と特に感想もないまま終了。

さて、車を乗り換えて今度はLM703。
静かさはほとんど同じ。後ろから聞こえてくる音は、若干大きくなった気がするようなしないような…
どっちも静かだなー、と思ってタイヤの音をよく聞いていると、しばらくしてから音質が違うのに気付きました。Earth-1の方は例えて言うなら「シャーッ」というような高い音。LM703の方は「コォーッ」という少し低い音。
試乗を終えてほかの人に聞いてみると、どちらがうるさいかで意見が割れることも。音質の差で、好みが分かれるみたいですね。

乗り心地も差はわずかでしたが、一か所、はっきりと両者の差を感じる場所がありました。下り坂の途中に設けられた段差です。スピードを出しすぎないように、わざと乗り心地が悪くなるようにつけられた障害物ですね。
LM703でここを通過すると、「ダダダダッ」という段差を踏んだ音とともに、自分の体が上下する感じ。
一方のEarth-1は、この音がわずかに小さく、自分の体も多少揺すられた程度で、上下に激しく動く感じはしませんでした。
これは、オレンジオイル配合という新しいゴムが、非常に優秀なんだろうなぁ、と思いましたね。

08年2月 記

ヨコハマスタッドレスタイヤiG20試乗<番外編>

07年10月某日、軽井沢のスケートセンターまで
ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤ試乗会にいく。

今回試乗したスタッドレスは、
「ヨコハマ アイスガードブラック iG20 」

車はトヨタのヴィッツ。
空気圧は参加者が確認し、トランクに荷物はなし。
助手席にはヨコハマタイヤの人が乗り、後部座席には参加者内でペアになった人が乗る。

先月、ブリヂストンの試乗会でスケートリンク内を走り、
氷の上を走ることに少しは慣れたつもりが・・・

アクセルを踏んだのに、進まない。
助手席から「ゆっくり踏み出してください」と言われ、

アクセルを慎重に踏みこむ。
徐々に走りだしたものの、思いっきり車が滑った。

 「ヒャッ」

滑りまくりつつコースを進み、円をまわるところでまた滑る。

 「キャッ」

(なんで私だけ、こんなに滑るの〜 ??)

ヨコハマの人は、ゆっくりいけば大丈夫ですと言ってくれるものの、
また滑り、

「イャ、こわい〜」

あまりの滑りように逃げ出したくなったとき、
ヨコハマタイヤの人が気づいた。

サイドブレーキが引かれたままであったことに。
要注意です。

サイドブレーキを引いたまま氷の上を走ってしまい、
ものすごく滑りまくった私は、1周目を恥ずかしさいっぱいで走る。
(関係者やら参加者が見ていたので)
タイヤの性能についての記憶が見事にない。

サイドブレーキをおろしてからは、なんのことはなく走り、
20km/hくらいだしてブレーキを踏むポイントでも、

ゴリ ゴリ ゴリ ゴリ ゴリ、と止まる。

まるで、
効 い て ま す よ 〜 といったような音。

15km/hくらいしかだしていないと、ゴリゴリゴリぐらいで止まったけど、
車は急には止まれない。

2、3周目は滑ることもなく終了。
今度は後部座席へ。

選手交代しても滑ることもはなく、ブレーキポイントではゴリゴリ響かせ
乗ってて不安はなし。

スタッドレスタイヤを装着したあとは、たとえ急に雪が降って不安になっても、
ゆっくり走り、早めにブレーキすることが大事だと今回思った。

 焦っても、発進するときは
 サイドブレーキを忘れるな!

です。(^u^)

07年10月 記

ヨコハマスタッドレスタイヤiG20試乗会

ナビ子ちゃんがブリヂストンの試乗会をレポートしてくれたので、私も同じくヨコハマの試乗会に行ってきた時の様子をレポートしてみます。

タイヤの試乗会というと普通は、他メーカーの似たようなタイヤを持ってきて比較をするのですが、今回はちょっと趣向が異なっていて、用意されたタイヤは、

1,ヨコハマのスタッドレスタイヤ、iceGUARD BLACK iG20
2,IG20のゴムを使って作ったDNA ECOS(溝のパターンがECOS)
3,ECOSのゴムを使って作ったiG20(溝のパターンがiG20)

という3種類。

スタッドレスタイヤの試乗会はよく、スケートリンクに車を持ち込んで行われます。
今回も同様に、屋内のスケートリンクに試乗車としてトヨタのヴィッツが並べられていました。

「スケートリンクで車を走らせるなんて乱暴な…」と思う方も多いでしょうが、どうやっても滑る状況にあえて持っていくからこそ、性能がよく分かるんですね。
氷の上でのフルブレーキなんてことも、道路でやろうとしたらなかなか大変ですから、スケートリンクを最初に考え付いた人はなかなかの発想力があると思います。

では、いよいよ氷の上でのドライブに挑戦です。
まずはスタッドレスタイヤ、iG20から。

まず車に乗るまでの数歩を歩くだけで、足下が不安なことはハッキリ分かります。
そのつもりで慎重にアクセルを踏む、と、意外と滑らない。

長い直線では目一杯加速した後に、足を突っ張ってフルブレーキ。
すると、「ギュ、ギュ、ギュッ」という感じで、氷で滑りつつもしっかり食いつこうとしている感じ。
コースを3周する間、徐々にスピードを上げていっても、ほとんど不安は感じませんでした。


次に、溝の見た目はECOSだけど、ゴムはiG20(スタッドレスタイヤ)というタイヤ。
これはきっとまるで走らないんだろうな、と思ってハンドルを握ると、意外や意外、さっき乗ったスタッドレスにかなり近い感じで、氷にも食いついてくれます。
そして直線。アクセルをグッと踏むと、「ウオオォォーン!」と、エンジンがうなりをあげる。しかし車は加速しない。
タイヤが空回りしたりすると、ハンドルがぶれたりシートに振動が伝わったりして空転を感じるのですが、それが全く無い。そのあと、カーブでわざと横滑りするような運転をしてみたのですが、やっぱり手応えなし。
実際にこんなタイヤを履いていたとしたら、けっこう恐いだろうなぁ、という印象でした。


最後、見た目がiG20(スタッドレスタイヤ)で、ゴムがECOS(夏タイヤ)というもの。
運転では微妙な振動が常に伝わってきて、「これ以上やると滑る」というのがよく分かりました。
例の直線では、空転をしないようにアクセルを調整して加速し、一気にブレーキ。
すると、「グググッ」と力を入れて止まろうとするのですが、あと一息の力が入らなくてなかなか車が止まらない。「ズルズルズル」と、予想より1〜2m先まで進んでしまいました。
そういえば一昔前のスタッドレスタイヤってこんな感じだったかも。


こうして3種類のタイヤを試したのですが、ある部分では想像した通り、ある部分では全く予想外の動きになったりと、なかなか楽しめました。

スタッドレスタイヤがなぜ雪や氷に強いかというと、そこには大きく2つの工夫があります。
一つは溝の形で、もう一つはゴムの質。

氷の上がなぜ滑るかというと、氷の表面で融けだした水が、摩擦を阻害しているからなのですね。
だからスタッドレスタイヤは、その水を除去するための細かな溝がたくさん付いています。

ゴムは熱くなると柔らかく、冷たくなると硬くなってしまいます。
よく、レース用のタイヤは熱さで融けてべたつくことで地面に食いついている、なんて言いますが、
冷たい氷の上ではそれと逆の現象が起こってしまいます。
つまり硬くなって地面に全く食いつかなくなってしまう。
それを防止するため、スタッドレスタイヤは、寒くても硬くなりにくい、とても柔らかなゴムを使っています。


今回の試乗会で乗った特殊なタイヤは、それぞれ、
上に書いたようなスタッドレスタイヤの特徴を強く感じさせてくれました。

iG20のゴムを使ったECOSは、ゴムが柔らかなので強いグリップ力を発揮しました。
ところがひとたび水の上に浮いてしまうと、それを除去する溝を持たないので全くなす術が無くなります。

ECOSのゴムを使ったiG20は、しっかり水を除去して、常にグリップを発揮しようと頑張ってくれます。
しかしゴムの柔らかさが足りないので、どうしてもあと一歩の力が発揮できないのですね。

柔らかいだけじゃダメ、溝があるだけでもダメ。
技術というのは奥が深いものですね。

07年10月 記

ブリヂストンのスタッドレスタイヤREVO2試乗☆ありのまま記

2007年9月の平日、群馬県・伊香保のスケートリンクで行われた
ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「BLIZZAK REVO2」の試乗会に参加。

スタッドレスタイヤを履いて氷の上を走ったことがほとんどなく、
運転技術に自信のない私はかなりドキドキしまくりだった。
(万が一、リンクに車をぶつけたら自己責任なので)

今回は、3台のトヨタ・ヴィッツが用意され、それぞれのスタッドレスタイヤは
1台目がヨコハマ アイスガードiG20。
2台目はブリヂストンのブリザック レボ2。
3台目はダンロップのDSX。
空気圧は指定空気圧で、参加者がチェック。

まずはコースの確認。
1台につき1周。
難しくはないけど、間違えたくないから走る車を真剣に見て覚える。

コース上にはバケツでガンガン水がまかれて、(1度ならず何度も)
余計に滑りそうな状況に緊張感が高まる。

私の番の前には約10人いて、コースを走るのを見ていたら、
20km/hくらいだしてブレーキを踏むところで完全に止まるまでに、
結構距離がかかっている。たぶん、5メートル以上は。

たいしてスピードは出してないのに、止まるまでにあんなに走っちゃうんだぁと、人ごとのように驚く。
自分のときにはどうなるかなんて、思いもせずに。

いよいよ自分の番。
まず、普段乗りなれている自分の車とは勝手が違ってどぎまぎしてしまう。
助手席にはブリヂストンの人が乗ってくれているので一応、安心。

1台目はヨコハマのアイスガードiG20。
とにかく、ゆっくりゆっくり走り出す。
小回り2回して、第一カーブ、そして第二カーブ。

カーブから直線に入り、ブレーキポイント。
目標である20km/hをだせていたか分からないけど、カーブの後、
ハンドルを真っ直ぐに戻す前にブレーキポイントまで走ってしまい、
そのままブレーキを踏む。

 キャー。

ブレーキは踏んだものの、ハンドルが真っ直ぐではなかったせいで
横のほうに滑ってしまい、しかもすぐには止まらない。

 ひゃぁ〜

リンクの壁にあと20センチでぶつかるところだった。

目の前は壁。
パニックに陥ってしまい、ギアをバックにいれるものの、
ハンドルをどっちに切っていいか分からなくなり、助手席のブリヂストンの人に任せる。

心臓をバクバクいわせながら、
残りのコースを終え、呆然としたまま2台目へ。

2台目はブリヂストンのブリザック レボ2。
走り出す前に、「次は大丈夫ですから」とブリヂストンの人に声をかけられた。

そう、1台目のときに私の発した叫びは、リンク全体に響き渡っていた。
助手席の窓が全開で。

そして、「大丈夫ですから」の言葉通り、安心して氷上走行。
ただ、1台目のとき滑ったブレーキポイントでは、ハンドルを真っ直ぐにすることに集中してしまい、
スピードは10km/hちょっとしか出せず、わけなく止まる。

3台目。
昨シーズン販売されたダンロップのDSX。
コースはもう覚えたし、車にも慣れて、どんと来いといった感じ。
最後、小さく周るところでお尻が滑ってヒャッとしたけど、それ以外は問題なし。

1台目のとき以外は緊張も解け、
ブリヂストンが一番よかったのだけど、コースと車に慣れた分、ダンロップもまぁよかった。

私の試乗は1台目のヨコハマが緊張であてにならないと思い、
がたいのいいディーラーマンっぽい人に、「どの順で効きましたか?」と訊いてみた。

答えは、
1.ブリヂストン 2.ヨコハマ 3.ダンロップの順で、
なんとなく、納得。

私も一番安心して乗れたのはブリヂストン。
スタッドレスは長持ちするかや、経済性も重要だけど、
滑って怖い思いをして、やっぱり効きだと思った。

もし、雪の降る地域で私のように運転に自信のない奥さまや、お嬢さまの車向けに
スタッドレスタイヤを考えるとしたら、

私はブリザック レボ2を推します。

乗ってるのが小型車なら、大型セダン等に比べて費用は安く済むし、
3シーズン使うとしたら経済性より安心感を!と思う。

とはいうものの、実際自分ならどうするかというと、私の車のサイズは17インチで、4本約10万円。

ほぼ雪の降らない地域に住んでいて、スキー場にいく予定もなし。
調べたところ、245/40R17のサイズラインナップが乏しくて、
ヨコハマなら前輪がアイスガードiG20で後輪がアイスガードIG721。

全輪同じ商品にするためには、ブリヂストンのREVO1のみ。
商品選択の余地はなく、買うか買わないかです。

せっかく伊香保にきたので、最後は忘れずに清芳亭のまんじゅうを買って帰る。

07年9月 記

ヨコハマGRAND mapとブリヂストンREGNO GRVミニバンタイヤ(評)

ヨコハマ スタッドレスタイヤの試乗会で、
ミニバン向けタイヤの乗り比べを体感することができた。

「 ヨコハマ DNA GRANDmapとブリヂストン REGNO GRV 」

エスティマに4人乗りこみ、運転者はヨコハマタイヤの人。
後部座席に座り、耳を澄ませて音に神経を集中させる。
が、あいにくの小雨で耳に残ったのは、シャーっという雨の音。

乗り心地は悪くなく、カーブではふらっとしたりせず、キレのいい感じ。

工事中の砂利道も走ったけど、そんなに
ゴトンゴトンしなく、ゴトゴトゴトゴト。砂利なりに音はする。

ヨコハマはミニバン向けタイヤとして「DNA map」 を販売しているけれど、
「DNA GRAND map」は大型ミニバン向けとしている。

「DNA map」に乗っていないから何ともいえないけど、
音を気にするならmapよりGRAND mapと技術者に聞いたことがある。
たとえば、
両親や祖父母を乗せるから、少しでも音や乗り心地をよくしたいならGRAND map。
野球やサッカーの試合に子どもたちを乗せてワイワイいくならmapでいいんじゃないかと。
そう、個人的に思います。

ヨコハマのタイヤ「DNA GRAND map」の次は、
ブリヂストンのタイヤ「REGNO GRV」を装着したエスティマに乗る。

さっきと同じ車とは思えないほど感じが違って驚く。
爽快な走りで、飛んでいってしまいそうな感じ。

私の印象では、さっきのGRAND mapが「重」ならば
REGNO GRVは「軽」。軽快。

隣に座ったおじさんは、「GRAND mapよりGRVは、転がりが軽い感じだねぇ」
と言い、それを受け運転手のヨコハマタイヤの人は
「さっき通った工事中の砂利道だと、より差を感じると思います」と。
 ( そうなのかぁ )
で、実際に砂利道では確かに言ってた通り、
GRVのほうが、振動が伝わってくる。(速度にもよると思うけど)

私はブリヂストン REGNO GRVの感覚はわりと好きで、
マツダのCMで流れてる
Zoom Zoom Zoom 〜 ♪が頭の中でこだました。

07年10月 記

ミニバン向けタイヤ GRAND mapとREGNO GRV乗り比べ。

今回はヨコハマGRAND mapとブリヂストンREGNO GRVの乗り比べです。
テスト車両はトヨタのエスティマ、タイヤサイズは215/55R17。

まずはGRAND mapから。
この日はあいにくの雨で、常に「シャーッ」という雨の音がしてしまい分かりづらかったのですが、車内は非常に静かでした。
このタイプのミニバンと呼ばれる車は、後輪からの騒音が車内に響きやすいので、わざと後ろの席に座ったのですが、気になるようなタイヤの音は全く聞こえませんでした。

ほどよいしなやかさがあって乗り心地もまずまず。カーブでの踏ん張りも良かった気がするのですが、運転をしてくれたヨコハマの人があまり飛ばしてくれないので(笑)、あまりそのあたりはよく分からなかったです。

さて、車を変えて今度はREGNO GRV。
これまた静かなタイヤです。REGNOの名前がついているだけあってさすが。
しかも走り出しが滑らか。スーッと走り出してスーッと止まる感じ。回転の軽さを感じます。
もう一つ違いを感じたのは段差。「ドンッ」という下からの突き上げに対して、GRVの方は少し収まりが悪いというか、なんとなく鈍重な感じ。おそらくタイヤが重たいんでしょうね。

エスティマには少し重たいかな、と感じましたが、人によって好みが分かれるかもしれませんね。
もっと大きくて重たい車でも比較してみたかったです。


まとめると、REGNOは走りの滑らかさとしっかり感のあるタイヤ。
mapはそれに比べると多少のフットワークの良さと軽快感。
静粛性や乗り心地に関しては、性格の違いはあるもののどちらも十分。
車や好みによって意見が分かれそうな二商品でした。

07年10月 記


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